2日間ワークショップ「さまざまなコラージュを体験する」が終了しました。

 

  521日・22日の2日間にわたりコラージュのワークショップが行われました。

 

  1日目は、1枚コラージュと四つ切画用紙を使った自由制作。雑誌から切り抜いたたった1枚の写真をもとにワークを展開しました。

 

 2日目は、1日目の自由制作の作品をもとに物語を展開し、それらをシェアする中で、さまざまな気づきや発見がありました。

 

  今回のワークショップは、関則雄先生による実に2年ぶりのワークショップでもありました。そのこともあってか、関東のほか、関西や九州など遠方からも参加された方々もあり、久しぶりのワークを楽しんでいただけたことと思います。

 

 当センタースタッフとして関先生のワークにしばしば同席させていただいていますが、先生のワークでは、つくった作品から気持ちや気づきや交流などが自然に引き出されていき、充実した深いワークが体験できるなぁといつも感じます。

 

  2日目の制作は、立体コラージュを行いました。どのような作りにするかは参加者の自由。どれ一つとして同じ形のものがなく、参加者の皆さんの創造性に驚かされました。そして、その形やそこに貼られた写真にも多くのメッセージが込められていました。

 

 写真を撮り忘れました(´;ω;)。写真でご紹介できないのが残念ですが、また機会がありましたらぜひご一緒に体験したいです。

 

 2日目の最後は、ブロッククレヨンで気持ちを出していったあとのコラージュ。皆さん自分にぴったりの写真に出会えたようでした。

 

 こうして無事ワークショップは終了しました。

 

参加者の皆様、お疲れ様でした。2日間ありがとうございました。

 

 

 Staff KOTORI

 

 

2日間ワークショップ/さまざまなコラージュを体験する

(感想の1部)

 

 

 

●ワークに参加する前までなかなか整理できない悩みを抱えていましたが、2日間のワークを通してコラージュについての技法の学びと共に自分自身の中の未整理な問題の整理につながり、これからを生きる生活・仕事のヒントを十分に得ることができました。

  コラージュには様々なやり方があるということ、クライエントさんの状態に応じてやり方を変えたり、工夫していく必要があるということも、関先生の丁寧なワークやご講義で学ぶことができました。ありがとうございました。 M.A. 臨床心理士(女性)

 

 

 

●普段は子どもにアートを教える立場にいて、子どもたちに「自由に」「楽しく」と言いながら指導しています。しかし、気づくと自由に遊べない、楽しくないのは私だと気づかされました。毎日の「自由」にも、仕事になると型が作られてしまうんですね。

  1日目、遊びのない自分にぶつかりました。頭でっかちの自分に気づかされました。作品を作りながら自分と向き合うことで、また仲間と気づきをシェアすることで、どんどん心がオープンになっていきました。

  2日目、前日に作ったコラージュ作品からストーリーを創り出すことになりました。出来不出来は別として、かなりオープンになった自分を発見しました。

 

ワークを終えて、早く可愛いい子どもたちと一緒にアートワークがしたい!!そう思っています。ありがとうございました。 T.I. 美術家(女性)

 

 

 

2日間とても充実したワークでした。最初は心の内面に向き合うのにとても勇気が必要で、その作業もしんどかったのですが、ペアになった参加者の人にアドバイスをもらったり、かかわりを持ってもらうことで取り組むことができました。

  最期は安心感が感じられ、その中に身を委ねることができるようになりました。そして、自分の問題を解決する鍵になる部分の大きなヒントが得られました。

 

2日間、ありがとうございました。 Y.H 看護師(女性)

 

 

 

●何年かぶりに関先生のワークショップに参加させていただきました。ワクワクはしていましたが、ちょっとした不安もありました。

 

ところが、最初のワークでいきなり驚きの発見があり、暖かい雰囲気の中、期待が大きくなりました。その通り2日間はアッというまでした。
 様々なコラージュの方法を教えていただいただけでなく、実施のプロセスや見るポイントなどは勉強になりました。

  また、コラージュからドラマにしていくとさらに、心の中が整理されていく様子がグループの中で見られ、自分も自分の心に向き合うことができたように思いました。

  中にいた自分と出会い、中にいた自分と会話でき、日ごとのストレスから少し離れることができた有意義な2日間でした。ありがとうございました。 K.S. カラーコーディネーター(女性)