アートセラピー基礎講座Ⅱ 2022

 

 

●第1回/ 2022年4月16日(土)13:00-19:00

 

内容:心の地層

 地質学では湖の底などにボーリングをして円筒形の透明なプラスチックを埋め込み、そこで採取された地層を見ることによって、その時代に何が起こったかを正確に言い当てることができます。これをアートセラピーに応用して塗られた色やタッチで自分の人生の足跡をたどっていきたいと思います。

 

 

●第2回/ 4月17日(日)10:00-17:00

 

内容:色を用いて葛藤をワークする

 ここでは心理療法的アプローチは行わないで、われわれの誰もが持っている審美的働きかけのみで葛藤をワークしていきます。これは、いうなれば“Art as Therapy(治療としてのアート)の立場であり、そこではアートそのものの持つ力を体験していきます。

 

 

●第3回/ 5月14日(土)13:00-19:00

 

内容:夢のワーク

 ここでは持ち寄ったいくつかの夢の中から2,3選び、オープンシートでワークをしていきます。夢の内容を描いた絵は、夢分析による夢の記録(夢日記)に似ています。ここでは描かれた絵を通して、夢分析のように無意識からのメッセージに耳を傾けていきます。

 

 

●第4回/ 5月15日(日)10:00-17:00

 

内容:粘土のワーク

 今回は土粘土を用いてワークを行います。粘土は絵画療法における投影法描画に対し立体的な投影法素材です。ここでは粘土そのものの可能性だけでなく、その導入法、対象者に応じて注意すべき点などを学びます。

 

 

●第5回/ 6月18日(土)13:00-19:00

 

内容:絵を動いてみる

 従来の頭で絵を解釈し、理解するといったやり方でなく、2人でペアを作り、自分や相手の絵を実際に動いてみることで、内側からの絵のメッセージを受け取ります。

 

 

●第6回/ 6月19日(日)10:00-17:00

 

内容:ウッドチップス制作

 粘土が自在に形を変えていくアモルファスな素材なのに対し、ウッドチップスはそれとは対照的に構成し組み立てていく堅牢な素材です。粘土が立体造形の投影的素材とするならば、ウッドチップスは立体造形の構成的素材にあたります。しかも、手を汚すことがないという利点があります。

 

 

●第7回/ 7月16(土)13:00-19:00

 

内容:インナーチャイルドのワーク

 ここでは、アートセラピーを通してインナーチャイルドのワークをしていきます。そして幼少期における両親との関係を振り返り、大切にしていた人形やおもちゃやペットなどに再会し、自分にとっての癒しの原点とは何かを探っていきます。

 

 

●第8回/ 7月17(日)10:00-17:00

 

内容:さまざまな立体素材を用いてのワーク

 基礎講座Ⅰではさまざまな描画素材を体験していきましたが、基礎講座Ⅱでは木片、紙粘土、段ボール片、針金、サランラップの芯、カラーセロファン、綿、布等のさまざまな素材を用いて立体制作をしていきます。

 

 

●第9回/ 8月20日(土)13:00-19:00

 

内容:切り絵による家族画

 色紙を切り貼りして家族の成員を画用紙に構成していきます。これは絵を描くのが苦手であったり、子どもであっても再作が可能です。そして、ただの家族図からはうかがい知ることのできない家族メンバー間の立体的な関係が浮き上がってきます。

 

 

●第10回/ 8月21日(日)10:00-17:00

 

内容:ラップアップ、共同画、回し絵

 最終日は今までの制作の振り返りを行い、質疑応答の時間を持ちます。最後に全員による共同画制作と回し絵を行います。

 

 

 

 

講師:関 則雄 (J-CAT-C代表、臨床アートセラピスト)

   関 明美 (女子美術大学講師、公認心理師)

 

会場はJR東小金井駅近辺の集会施設

 

定員:10名

 

参加費:18万円。3月31日までのお振り込みの場合は早割で16万円。