一般社団法人 日本クリエイティブ・アーツセラピー・センターは、医療・福祉・教育・企業など、さまざまな領域において活用できるアートセラピーの普及と、アートセラピストの育成に力を注いでいます。

 

10月15日(土)、16日(日)をもちまして、臨床アートセラピスト養成コースⅡ期の授業が修了となりました。

最終回の一人一人の作品を通しての2年間の振り返りは、それぞれとても深いものがあり、感動的なものでした。

 

第Ⅱ期修了者の感想は、こちらから。

 

http://e.jimdo.com/app/sfbedef31cffed1bb/pe649e961859e78f2/

 

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臨床アートセラピスト養成コースの主任講師である関 則雄先生による、待望のアートセラピーの理論書が出版されました。

 

 

 

   臨床アートセラピー

 

   -理論と実践-

 

 

    日本評論社

 

   2,800円+税

 

 

       目次

 

第1章 アートセラピーとは何か

第2章 アートセラピーの2つの考え方

第3章 アートセラピーのさまざまな治療因子

第4章 理論的背景

第5章 アートセラピーにおける防衛メカニズ     ム       

第6章 素材

第7章 アートセラピーの実際

第8章 病態別アプローチ

 

 

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ノーナ・オバックのワークショップ第3弾

 

 

  アートセラピーや創造的アートプロセスにおける

 

空間の作り方と素材の働き

 

今回のワークショップでは、創造的な制作プロセスと素材の選択に結びつく2つのテーマについて掘り下げていきます。

 

そこではまず、治療や創造の場としてのオープンスタジオのセッティングについて話し合い、私たちの治療的なあるいは教育的なアプローチを反映できるような安全な場としてのワークスペースについて再考します。また、アート素材と自己の感覚を通して他者へのより深い理解につながる方法を体験的します。

 

 

プログラムの紹介

 

1日目/最良のアシスタントとしての素材とスタジオ(ワークスペース)を探求する

 

 

1日目は、私たちがアート制作やセラピーを行なうワークスペースをより創造的なものにする方法を見つけます。そこではいくつかの異なるスタジオセッティングの例を紹介し、そこにどのような配慮のもとに素材が選ばれ配置されているのかを見ていきます。また売られている素材と自然の素材との違いについても考えます。

 

この日の目的は、ワークスペースの空間とそこに置かれるあらゆる素材が生み出す触媒的プロセスをより明確に把握することです。そして、自分自身のための創造的空間をさまざまな素材を用いて作っていきます。

 

 

2日目/アート素材に基づいたスーパービジョンAMSTの紹介

 

 

 

クライエントの作品に基づいたアートセラピーのスーパービジョンを行う際に、言語による理解だけでは、クライエントが体験している感覚的で身体的なアートプロセスの中でおきている何かが見失われてしまいます。そこで、アートセラピストのためのAMSTと呼ばれる創造的なメソッドが20年前に開発されました。

 

クライエントの作品に対して生じるセラピスト自身の感覚を利用するこのアプローチは、クライエントの意識的な部分だけでなく感覚的身体的なものも含む、より深いレベルでの理解を可能にします。アートと心理療法のより整合的な統合の試みといえます。

 

 

この日は、このメソッドを実際に体験しながら学びます。これはまた、自分自身を知るワークともなります。

 

 

 

●講師の紹介

 

ノーナ・オーバックNona Orbachはアーティストであり、教育家であり、アートセラピストでもあります。現在はイスラエルの美術大学にて教鞭をとっています。日本についての思いは強く、ほぼ毎年京都を訪れているほどの知日派。日本では京都の美術館にて作品を発表したり、大学にてワークショップを行なったりして活躍しています。特に素材に関する造詣は深く、イスラエルでは3巻もの素材についての大著を出版しています。

 

昨年、一昨年と当センターが行った素材のワークショップでは、参加者に大きな感銘を与えてきました。

 

 

 

●日時: 2016115日(土)10001800

          6日(日)10001700

 

●場所: 東小金井駅開設記念会館(通称マロンホール)和室(5

     日)、A会議室(6日)

                   *(JR東小金井駅南口から徒歩6分)

 

●定員: 12

 

●参加費: 24,000円(2日間)、(会員割引21,000円、早期割引

     22,000/1010日まで)

 

●申込方法:メールにて①お名前、②年齢、③連絡先住所・電話、④お仕事、⑤参加動機をお書きのうえ、以下のアドレスにお申込みください。

     折り返し、振込先と当日の持ち物等のお知らせをメールにてお送りします。

●対象者:2日間参加できる方。クライエントや子どもたちなどとアートを通して触れる機会のある方。

     自分自身のためのワークを体験したい方。

 

 

 

 

  一般社団法人 日本クリエイティブ・アーツセラピー・センター

 

    東京都国分寺市内藤2-1-21  

 

    メールarts@carol.ocn.ne.jp 

      http://www.j-cat-c.com

 

 

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2016年5月(終了しました

 

*参加者の感想は、

 ←<ワークショップの感想>をご覧ください。

 


 

  さまざまなコラージュを体験する

 

 

 

コラージュ療法は、絵画療法とは異なる独自の技法と治療的可能性を有しています。また日本では、近年コラージュ療法学会も設立され、独自な展開を示しています。

 

今回は、コラージュ療法のいくつかの導入の仕方を体験し、そのコラージュのワークの仕方とそのさらなる可能性について学んでいきたいと思います。

 

絵を描くのが苦手でも、コラージュは体験してみたいという方も歓迎です。奮ってご参加ください

 

 

講師:関 則雄MPS(アートセラピスト、日本芸術療法学会認定芸術療法士、日本集団療法学会スーパーバイザー。女子美術大学非常勤講師。ニューヨーク・プラット大学にてアートセラピー修士号を取得。精神科病院を中心に臨床歴は20数年に及ぶ。

(一般社団法人 日本クリエイティブ・アーツセラピー・センター代表)

 

 

 

○対象:関心のある方はどなたでも

 

○日時:2016年5月21日(土)10001700

         5月22日(日)10001700

 

○内容:1枚コラージュ制作、そのワークの仕方 /

    2枚コラージュ制作、そのワークの仕方 /

パワーポイントによる事例紹介 /

コラージュ制作、その見方 /

コラージュから物語を作り、ドラマにする /

 

コラージュと描画の併用法 /立体コラージュ

 

*実習を中心に行いますが、時間の都合でやれない部分は講義によりやり方

と見方の紹介をいたします。また時間の都合により一部変更が出る場合があ

ります。

 

○会場:21日(土)東小金井駅開設記念ホール(通称:マロンホール)和室

   (JR東小金井駅南口より徒歩7分)

    22日(日)マロンホールB会議室

 

○参加費:19,000円(早割17,000円、4月30日までにお申し込みの方)

 

○用意するもの:使ってみたい雑誌2,3冊。ハサミ、糊、16色以上のクレヨン。

       *こちらでも材料は用意します。

 

○申込み:①お名前 ②職業 ③所属 ④連絡先住所 ⑤連絡先メールアドレス を書いて、下記アドレスにメールにて送信してください。

 

arts@carol.ocn.ne.jp

 

一般社団法人 日本クリエイティブ・アーツセラピー・センター

 

コラージュワークショップ (1).pdf
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2016年3月(終了しました!

 

 

ライフレビュー・アートセラピー

 

 ―アートセラピーで人生を振り返る―

 

 

認知症の主な症状は、短期記憶の欠損(粗大な物忘れ)を中心とした、記憶障害、知能障害、人格障害の3つの中核症状があります。

短期記憶の欠損に対して、長期記憶はかなり進行するまで比較的保たれます。

私たちは生まれた時から連続した時間帯のうえに生きているが、認知症のある方は過去・現在・未来のつながりのない『今という点のうえ』に生きています。 

昔の写真や映像を見たり、懐かしい生活用具に触れたりしながら思い出話をするこ とで、脳の働きが刺激され、覚えている昔の自分と現在の自分の点をつなげること ができます。

「もの忘れがなくなる」ことを期待するのではなく、「元気を取り戻し、いきいきする」 ことを目指す心理的援助の手段として「回想法」があります。

また、セラピストと人生を構造的に振り返りながら、自分の人生と折り合いを付けたり未解決の葛藤の解消を目指す『ライフレビュー』があります。

ライフレビューには、もっとも効果的と言われているやり方が、すでに確立されてい ます。

 

認知症によってことばが出てきづらい人たちには、非言語的な側面をもった活動も重要と考えられます。

楽しく、作業にも没頭しやすいアート(セラピー)とライフレビューの組み合わせに  より、言語の回路で思い出される回想と非言語の回路で思い出される回想の相乗 効果が望まれます。

ライフレビューアートセラピー(LRAT)の中で、過去・現在・未来のつながりのある今 を見出し、自分の人生を受容するプロセスを支援していきたいと考えています。

 

事例の中で、このライフレビューをもとにして

1.人生を見渡す作品をつくるLRAT

2.過去を今に活かす作品をつくるLRAT

3.未解決の葛藤の解消に役立てるLRAT、などを紹介したいと思います。

講師の紹介

長坂剛夫ATR(アートセラピスト、シカゴ美術館付属美術大学にてアートセラピー修士号取得後、シカゴの高齢者養護施設で認知症高齢者の心理面をケアするプログラムを立ち上げる。米国AATA協会認定アートセラピスト。元イリノイ州公認プロフェッショナル・カウンセラー。2009年より国際回想法・ライフレビュー協会理事。帰国後も国内外の学会や講演で高齢者のためのアートセラピーを提唱中。現在、岡山市教育相談室にて相談員として不登校の小中学生・保護者を支援するかたわら、岡山大学医学部客員研究員としてライフレビュー・アートセラピーの効果に関する研究に参加

 

 

則雄MPS(アートセラピスト、日本芸術療法学会認定芸術療法士、日本集団療法学会スーパーバイザー。女子美術大学非常勤講師。ニューヨーク・プラット大学にてアートセラピー修士号を取得。精神科病院を中心に臨床歴は20数年に及ぶ。一般社団法人 日本クリエイティブ・アーツセラピー・センター代表理事)

 

 

2016年2月(終了しました)

 

児童館・学童クラブ・放課後子ども教室等での

 

       実践講座①

 

 

「アートを通したグループワークの体験と理論」

 

今年度より子ども・子育て支援新制度がスタートしました。児童クラブ・学童保育の現場では運営方法や6年生までの受け入れ等、様々な変化があり、大きな転換期に来ています。その中で「異年齢間(特に高学年)のコミュニケーション」「要支援児の支援の在り方」「子どもたちが抱えるストレス」は大きなテーマとなっております。現役の一元化児童館職員として講師が実践してきたグループアートワークを実際に体験しつつ、笑いと楽しさであふれた実践報告や理論について学びます。

 

 講師の紹介小林“ちんねん”智明

造形教室、知的障害児・者入所更生施設での勤務の経て、平成20年より仙台市内の児童館館長に就任。児童館・児童クラブで幼児から小学生、保護者を対象としたアートワークを実践している。  

その他、宮城県内の保育士・幼稚園教諭・保護者向け体験型研修、児童館児童クラブや子ども会、生涯学習センター、学校での子ども向け、親子向け造形表現ワークショップを行っている。

東日本大震災後、(一社)日本イスラエイド・サポート・プログラム(国際人道援助)理事、2015年より (一社)日本クリエイティブ・アーツセラピー・センター理事として、支援活動も続けている。

JCATCレクチャー2016.2.28 学童クラブ等 アートワーク実践講座①.p
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2015年11月(終了しました!)

 

心のスピリチュアルな青写真を描く

 

 講師の紹介ノーナ・オーバックNona Orbach アートセラピスト、美術教育家、アーティスト。1988年にレスリー大学ボストン-イスラエル校を卒業。現在イスラエルのオラニム・カレッジ講師。また、アーティストとして美術展や個展などで数多くの発表を行っている(この10月には京都のいくつかの美術館にて展示を予定)。素材に関して、3巻の専門的な著作(ヘブライ語)がある。

●このワークショップの目的と内容:


 このワークショップでは、イメージやメタファーとしての形を取る前の素材やメディアそのものに内包する、情緒的かつスピリチュアルな特性に対してワークをしていきます。ここでは素材に触れることにより、私たちの創造過程においてどのようにそれらの素材が選ばれ、それらがどのような意味を持っているかを時間をかけて感じ、気づきを深めていきます。

 

スライドでは、私や生徒の制作過程や作品を紹介することにより、どのように漠然とした中から素材選びをしていくかを示していきます。この視点はきっとあなた自身の創作活動や周りの人々と行う仕事においても寄与するものとと思います。

                                   Nona

素材はアートセラピーにおいても重要なはたらきをします。このワークショップは、アートセラピスト、アーティストや美術教師、また自己への気づきを求めている一般の人々にとっても得るものが大いにあります。

日 時: 2015年11月21日(土)、22日(日)10:00~17:00 

       (12:00~13:15は昼食)

 

●定 員: 15(定員になり次第締め切ります) 

満員御礼。終了しました。沢山のご参加ありがとうございました。

 

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