第1期アートセラピー基礎講座が修了しました。

 

修了者5人に感想を書いていただきました。

 

● A.K.(女性)

 半年間どうもありがとうございました。講座を受け始めたときには、どういう手法を用いて、どんな意図をもってやるのか、それはどんな効果があるのかという点に意識が向いていたように思いますが、セッションを続けていくうちに、そんな単純なものではないということに気づきました。その時の状況や人に合わせて変えていく必要があり、それに対応できるようになるためには自分自身を深く深く掘り下げていくことが大切であるということを学びました。

 セッションでは様々なワークを6人の仲間とやりましたが、毎回自分自身について思わぬ発見がありました。また他の参加者と作品や気づきをシェアしていく作業は自分が予想していたよりもはるかに大事なことなのだと実感しました。心の深い部分の共感が自然と湧き出てくる感覚でした。

 

N.K.(女性)

 正直に言うと、最初にこの講座を申し込んだ時は、今後アートセラピーを仕事につなげないか…つなげるための勉強をと思っていました。しかし受けてすぐ大きなまちがいだったと気づかされました。

 アートセラピーの本質はセラピストが主体ではなく、何かその人の中に目覚めたり気付いたり、一皮むけたりするのを一緒に待ったり探したりするのだと思いました。そばでじっとその人がその人の内側と向き合い対話できるようにセッティングしたりきっかけを作ったりする。その人が自分で進めるようになるきっかけを見つけるのがセラピストなのだと教えられました。そのためのワークだったのだと。

 本を読むことと、実際身をもって体験することは、全く違いました。先生の本を読ませていただいた上で講座に申し込んだにもかかわらず、目からウロコでした。

 何かを与えてもらえるのを待つのはまちがいでした。

 まだまだスタート地点にも立てていませんが、この先、講座で学んだことをもとに、さらに自分と対話をくり返していこうと思っています。

 しかしひとりよがりになりそうなので、この先も、ずっと何らかの形の講座に参加したり、学ぶ機会が欲しいです。

 

 ● N.K.(女性)

 半年間あっという間でした。もっともっと続けていきたいというのが、今の一番の気持ちです。

 

 関先生、あみさん、そして一緒に講座を受けた仲間がとても暖かく、優しくて、居心地のいい場所でした。ありがとうございます。

 この講座で体験したこと、しかもグループで体験し、シェアしたことは、素晴らしい財産です。体験したことが、まだまだかみ砕くまで行っていませんが、ここを最初の一歩として、まずもっと自分の心の奥の部分に忠実に向き合い、日々過ごしていけるようになるといいなと思っています。 もっと自分を大切に扱おう(頭でなく)と思いました。

 また先生から「かんじんなことは目に見えないんだよ」(星の王子様さまより)という言葉をいただき、このアートの様々な体験を通して本当にそうなんだな~と感じました。

 盲目のセラピストになった時の視覚以外の色々な感覚が、動き一つ一つ丁寧にゆっくり丹念に尋ねる姿勢にアートはは一つの手段で、その人(クライエント)とどれだけ触れ合えるか、心が通じ合えるかということの大切さも学びました。

 先ほどの星の王子さまからの言葉を胸に、実際の生活でも生かしていきたいと思いました。

 

 A.Y.(女性)

 自分の考えていることや感情を言葉にすることが苦手で、学生時代に絵を描くことで気持ちを発散させてきました。それだけで充分役立っていたように感じていましたが、自分の外側に出す作業だけでなく、 それを見つめなおし、改めて言葉にすると、「ぴったり」と言える表現ではなくとも、ある程度満足ができる表現ができるように感じました。

 また自分が描いたものや作ったものだけではなく、グループで一緒に酸化してくださった方々の作品を見て感じ、話を聞くことで自分の中にない世界を見せていただけたことが貴重でした。

 新鮮な感覚を抱きながらも自分のことを重ね合わせて感じることもあり、気持ちや経験が何倍にも広がるような、大切に思える時間を過ごさせていただきました。

 アートセラピーの素晴らしさを感じつつ、それがどういうものであるのか、他者や自分にどうやって役立てていけるのか、まだまだ分からないことだらけではありますが、忙しい日々に流され毎日を過ごすのではなく、自分が自分らしく責任をもって生きていくために、まずは絵を描いたり、ただ色を塗ってみたり、線を引いてみたりしてそれを眺め、言葉にしてみることを続けてみたいと思います。

 そして、いつかそれを必要としている方々に提供できるようになれたら嬉しいです。

 

 ● A.T.(女性)

 最初は臨床で使える何かを見つけられたら良いと思って参加したが、いろいろな背景の人の集まりで、最初の思いとは違った部分もあった。しかし、それはそれでいろいろな方面からの話が聞けたりしてよい体験ができたと思う。

 まず自分で体験して心の中がざわざわと動くものを感じたことがよかったと思うし、いったん外に出して表現したものを外から眺めて新たな発見があったことも面白い経験だった。

 臨床に結びつく技術的なものより、心の持ち方を学んだように思う。

 実際に臨床でどれだけ生かせるかはわからないが、自分の体験から注意する部分や、言葉のかけ方、寄り添い方など考えていけたらよいと思う。

 10回と思っていたが、あっという間の10回だった。すべて参加できず残念だった。

 ありがとうございました。